苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)について

手作り石鹸に欠かせない材料のひとつです。

苛性ソーダとは・・・??

苛性ソーダ(caustic soda)と呼ばれることも多い水酸化ナトリウム(sodium hydroxide)は化学式 NaOH で表される無機化合物で、ナトリウムの水酸化物であり、常温常圧ではナトリウムイオンと水酸化物イオンからなるイオン結晶です。
強塩基(アルカリ)として大規模に用いられていて、工業的に非常に重要な基礎化学品の1つらしいです。毒物及び劇物取締法により原体および5 %を超える製剤が劇物に指定されているそうです。

常温では無色無臭の固体。試薬としては白色の球粒状やフレーク状であるものが多く、融点 591 K(317.85℃)、沸点 1661 K(1387.85℃)、密度 2.13 g cm 。潮解性が強く、空気中に放置すると徐々に吸湿して溶液状となります。


「苛性」とは腐食させる、きつい、強い、いちじるしいといった意味合いを持っていてます。

掃除などにおいてはこの強アルカリ性が有効にはたらきます。
キッチン掃除で頭を悩ませる油汚れや食べ物のカスは、そのほとんどが強い酸性の汚れです。苛性ソーダを掃除に使うことで、強い酸性を強いアルカリ性で中和し、汚れを効率よく落とすことができます。
水5Lに対し大さじ1杯の苛性ソーダを溶かせば、油汚れに効果てきめんの洗浄液が出来上がります。素肌に洗浄液が触れないよう注意しながら、雑巾などにしみこませて頑固な油汚れを拭き、掃除していきましょう。

強いアルカリ性は素肌に触れると、痛みやただれを引き起こす可能性のある劇薬です。そのため苛性ソーダを掃除に利用する際は、肌や粘膜を守るためにゴム手袋やマスク・ゴーグルなどの用意を忘れないようにし、触れてしまった場合はただちに流水で洗い流しましょう。

苛性ソーダはどこで手に入るの?

苛性ソーダは薬局などで購入できますが、劇薬なので購入の際には身分証明と印鑑を忘れずに持参しましょう。名前、住所、使用目的などの書類を書きます。

私の感覚では、ドラッグストアや都心の薬局では取り扱ってはいませんでした。
でも地元の昔ながら経営している薬局ではほとんどが扱っていました。

まず、薬剤師さんがいないようなドラッグストアでは取扱ができないそうです。
また需要と供給ということでしょうね。都心では苛性ソーダを使うような需要がないのでしょうね。

基本はみなさん苛性ソーダを購入する目的はお掃除が多いそうです。石鹸作りというと聞き直されたりもします(笑

苛性ソーダを使ったせっけん作り

実際に石鹸を作ってみます。

今回は♡ハートをモチーフにしてみます。
淡いピンクや白などで作ります。
型5つ分でいきます。

型にハートを配置して石鹸生地を流し込む形で進めましょう。

① 苛性ソーダと精製水を合わせる

手袋やマスクをして、苛性ソーダを15.9g計ります。
精製水28gと合わせます。この時高温になり刺激臭がかなり出ます。注意しましょう。
(グラム数などは下記参照)

完全に溶かしてから温度を下げていきます。

② オイルを計り、苛性ソーダと合わせる

今回はオイル100gで足りると思います。

パーム油2/3とココナツオイル1/3で合わせます。

苛性ソーダの量はオイルによって異なります。
パーム油:66g×0.145=9.57
ココナツオイル:34g×0.186=6.324
9.57+6.324=15.894

苛性ソーダは15.9gとなります。
水分量はオイル全大量の20%くらいが目安です。今回は28g。

水分量が多くなるとトレースの進みが早くなります。

オイルと苛性ソーダ水の温度を同じになるまで合わせます。

同じ温度になったら混ぜ合わせていきます。

③ ブレンダーで混ぜ、香料を入れる

泡立たないようにブレンダーで混ぜ合わせます。

ブレンダーだと高速で混ぜ合わせてしまうので、ムラの無いよう止めては様子見て、止めては様子見てを繰り返します。

だんだんと融化状態(乳化)していきます。
つぶつぶが無くなる状態まで混ぜます。
ドロドロとした状態になってきます。この状態をトレースが出ると言います。

香料はオイル全体量の1〜2%が妥当です。
途中で生地に入れます。

④ 色材を入れる

色材を入れます。

今回はハートがモチーフなのでピンクと白でいこうと思います。

⑤ 型に流し込んで寝かせる

ハートのモチーフは、型の底にオイルで固定しておきました。

ハートのピンクがはっきり解るように白い生地を流し込みます。
上の部分にピンクを入れて2層にしようと思ったのですが、なんか上手にいきませんでした・・・(泣

空気をトントンと抜いて、寝かせます。
このとき生地はうっすらと温かい状態です。

⑥ 型から外して出来上がりです

1〜3日寝かせたら型から外します。

今回は薄い型なので、1日で外せました。

はみ出たところなどを削ったり整えて、出来上がりです。

いろいろピンクの点々とか入れてみましたが、そのままがキレイですね・・・。